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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

今年もスノーシューの季節がやってきました

2019年02月13日
鹿角 齊藤 航来

こんにちは、鹿角管理官事務所の齊藤です。

210日に行われた休暇村乳頭温泉郷主催の「スノーシューハイキング」に参加してきました。

最近では誰でも手軽に楽しめるということもあってかスノーシューが人気なようで、当日は23名もの方が参加されました。

雪の上を歩くのは初めてだという外国人の方も参加されていて、時折立ち止まってはたくさんの写真を撮っていました。

現地では前日の夜から当日の朝にかけて30から40cmほど雪が降ったようで、ふかふかの新雪の上を楽しむことができました。あまりにふかふかだったため、スノーシューを履いていても膝付近まで沈み込んでしまいます。

参加者の方々は最初の内は踏み固められた道を歩いていましたが、少しずつ脇の新雪の上にはみ出しては感触の違いを楽しんでいるようでした。

【スノーシューの行列】

行程の最後のお楽しみ、昨年度も好評だった斜面を利用した天然の滑り台にさしかかります。

フワフワの新雪に阻まれて中腹あたりで止まってしまった方も多かったですが、中にはそれを見越してかビニール製の風呂敷を持参する方もいました。

私も1枚お借りして滑ってみましたが、あまりの勢いの良さに滑りきったというよりは途中から転がっているかのようでした。

【今年度も滑り台は好評です】

出発地点である休暇村に戻ってきたとき、参加者の方々が口々に「楽しかった」と言っているのを聞くことができ、とても嬉しく思いました。

最近の気候を見る限り、まだまだ春の訪れは遠いようです。初心者でも楽しむことが出来るスノーシューで冬の八幡平地域を堪能してはいかがでしょうか。