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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

十和田湖冬物語が始まります

2019年01月29日
十和田八幡平国立公園 伊藤 あけみ

新年を迎えたと思っていたら、あっという間に1月もあと数日となってしまいました。

大寒は過ぎましたが、これからが冬本番です。

十和田湖の湖岸も少しずつ凍り始め、蓮氷と呼ばれる流氷に似たような氷の塊ができ始めていました。

        【昨年の同時期の恵比寿大黒島と蓮氷】

また、しぶき氷といって、湖岸の波が岩や木々にくっついて凍りついた様子が見られます。晴れた日は、太陽の光を反射してキラキラしています。

             【桟橋が凍り付いています】

あたりは真っ白な世界ですが、その中でちょっとした彩りを添えているものが有ります。

           【青空に映えるヤドリギの実】

          【枯れ木に花が咲いたようです】

管理事務所のある休屋で毎年行われている「十和田湖冬物語」の準備が始まりました。

http://towadako.or.jp/event/post1653/

2月1日から2月24日の期間中は、毎日20:00より花火が打ち上げられ冬の夜空に彩りを添えます。

十和田神社への参道や、乙女の像は雪灯籠で照らされ、幻想的な雰囲気をかもし出します。

冬の十和田湖は、昼も夜も魅力いっぱいで皆さんをお待ちしています。

気温は氷点下10度以下の日もありますので、防寒対策をしっかりとしてお越し下さい。