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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

夕暮れのみちのく潮風トレイル

2018年12月12日
石巻 大内 直人

石巻自然保護官事務所の大内です。

各地から雪の便りが届きいよいよ冬の訪れを感じる季節となりました。

今回はみちのく潮風トレイルを歩いて見ることのできた景色についてご紹介します。

女川町の街中から大六天山を越え、尾根伝いにみちのく潮風トレイルのルートを歩いていると視界が徐々に開け、見晴らしの良いポイントがいくつか出てきます。

この日は、午後から歩き始めた事もあり、時計を気にしながら少しペースを上げて歩きましたが、それでも時間以上の早さで森が暗くなるのを感じました。

大六天山

日が傾きかけ、少し心細さを感じつつ、それでも落ち葉を踏みしめながら広葉樹の森を歩いていると、目の前の視界が開け、夕日に照らされた牡鹿半島と太平洋の雄大な景色が現れました。この景色を見ていたら先ほどまで感じていた心細さもいつの間にかどこかえ消えてしまいました。

大六天山

大六天山

牡鹿半島では、冬の時期でも雪が少なく、トレイルを楽しむことができます。

みなさんもぜひ、トレイルコースを歩きながら素敵な景色を楽しんでください。

※なお、宮城県では、平成301115日より狩猟禁止区域を除く全域で狩猟が解禁されました。牡鹿半島はシカが多数生息し、みちのく潮風トレイル付近でも狩猟が行われる場合がありますので十分御注意ください。

狩猟に関する情報についてはこちらをご覧下さい。

http://tohoku.env.go.jp/mct/news/view/109.html