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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

みちのく潮風トレイル(大六天山コース)の巡視について

2018年01月19日
石巻 大内 直人

はじめまして。

昨年の11月より石巻自然保護官事務所に着任しました大内です。

これから、三陸復興国立公園や管轄する地域の自然に関する情報、みちのく潮風トレイルの情報をお伝えしていきたいと思います。

今回は昨年行いました女川町から牡鹿半島に向かうルート「大六天山コース」にて実施した巡視についてお伝えいたします。

大六天山は、440.3mあり女川町と石巻市の萩浜の境に位置していて、別名「三国山」とも呼ばれています。今回はその大六天山の頂上付近から牡鹿半島へ向かう尾根沿いのルートを巡視しました。

巡視をはじめてしばらくすると強い風の影響を受けて倒れた倒木が次々と現れました。

倒木                    ルート上にある倒木  

みちのく潮風トレイルでは、なるべく自然そのままの姿を楽しんでいただくため、またいだり、くぐったりして通行することができる倒木に関しては手を加えることはありませんが、今回は倒木の数も多くハイカーの通行が困難と思われる部分が多々みられることから、妨げとなっている枝をノコギリで切り落とす作業を行いました。

作業風景 作業風景                 通過の妨げとなる倒木処理の様子

大六天山のコースは、ルート上に点在する倒木を乗り越えながら進むワイルドさと稜線を歩きながらリアスの海岸地形を眺めることのできるルートで、冬の時期でも比較的雪は少なく、特に天気の良い日はおすすめです。

みなさんもぜひ、冬のトレイル歩いてみませんか。

http://tohoku.env.go.jp/mct/

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