2017年5月
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2017年05月09日写真展、開催中です。
十和田八幡平国立公園 鹿角 齊藤 航来
写真展、開催中です。
こんにちは、鹿角管理官事務所の齊藤です。
今回は「環境省レンジャー写真展2017」の開催のお知らせと設置直後の様子をお伝えします。
【期間】 2017/5/1(月) - 2017/6/10(土)
【会場】 八幡平ビジターセンター
秋田県鹿角市八幡平字大沼2
このイベントは世界遺産地域、国立公園、国指定鳥獣保護区など自然豊かなフィールドで活動するレンジャーが日頃の業務を通じて撮影した四季折々の写真を展示します。
東北各地の自然が持つすばらしさだけでなく、各所管地や活動の紹介も行っていますので、ぜひお立ち寄りください。
また、今後よりよい写真展を開催するため、感想を備え付けのアンケートでお聞かせいただければ幸いです。
この写真展の設置後に、期限切れとなったクマスプレーを練習もかねて使用してみたのですが・・・。
風向きには十分注意したつもりでしたが、雪に囲まれたくぼんだ地形だったため、急に風向きが変わり、噴射したスプレーを浴びるという事態となりました。
期限切れのものとはいっても効果はあるようで、30分近くは顔や粘膜の周りがヒリヒリと痛みます。
天然由来の成分で人畜に無害とはいえ、あくまで緊急用の代物だと身をもってわかりました。
クマスプレーをお持ちの方、使用する可能性がある方は風向きや地形、周囲の状況をよく判断したうえで使用されることをお勧めします。
しかしこのスプレーを浴びせられるクマもたまったもんじゃあないだろうな、と感じました。
これからの季節はクマの活動が活発になります。山の方へいかれる方は十分に注意してください。
2017年05月01日みちのく潮風トレイル 南三陸町区間が開通しました!
三陸復興国立公園 石巻 黒田和真
4月30日、みちのく潮風トレイルの南三陸町区間が開通しました!
南三陸町区間は38kmあり、海、山、里、川の豊かな自然を見ることができるルートになっています。
トレイルの開通式は南三陸町の福興市で行い、
来場者の方々に南三陸町区間の魅力をお伝えしました。
標高512m、南三陸町最高峰の田束山では、5月下旬から6月上旬にかけてヤマツツジが咲き誇り、山頂を朱色に染めます。田束山は霊山として信仰されており、かつて修験者が歩いていた「行者の道」をルートに設定しています。
【入谷地区 中の町】
入谷地区は、のどかな田園風景の中を歩きます。民話が多く残る里で、なまこに化けて人を脅かしていたと言われる「なまこ石」や、悪人は裂け目を通り抜けできなかったと言われる「巨石」を見ることができます。
戸倉地区は、海岸線を眺めながら緩やかな道を歩きます。みちのく潮風トレイルのサポート施設でもある南三陸・海のビジターセンターや、神割崎キャンプ場があります。
さらに詳しい情報、マップの取り寄せ方法は、
公式ホームページをチェックしてみてください。
【公式ホームページ】
また、南三陸町区間の開通を記念して、
5月21日にウォーキングイベントを開催致します。
太平洋を一望する田束山山頂から入谷地区を目指す約8kmのルートを歩きます。
ゴール地点のひころの里で、旬の野菜や山菜を使った昼食を取った後は、
スタッフが田束山山頂まで送迎致します。
みなさまのご参加、心よりお待ちしております。
※荒天の場合は中止。前日までにご連絡いたします。
■集合場所:田束山山頂トイレ前(車でアクセスできます)
■時間:9時~14時
■定員:20名
■参加料:1000円(昼食代付き)
■持ち物:水分補給品、健康保険証、帽子、タオル、歩きやすい服装と靴
■申込み内容:氏名、住所、生年月日、電話番号、緊急連絡先
■申込み先:南三陸町商工観光課観光振興係
TEL 0226‐46‐1385(平日の午前8時30分から午後5時まで)
FAX 0226-46-5348
八戸自然保護官事務所の大友です。
前回の八戸区間に続き、洋野区間の踏査をしました。
洋野区間は舗装路が多く、倒木や草の繁茂で歩けない道はありませんでしたが、
標識がわかりにくい場所を確認していきました。
今後キロポストを設置したりして改善していきます。
前回の八戸区間での踏査では突然雪が降りましたが、
この日は低い気温にもかかわらず陽射しが強く、歩いていて汗をかくほどでした。
潮風に吹かれて汗をかく、これもまたみちのく潮風トレイルの魅力です。
そしておなじみ、トレイルの楽しみの「食」!
洋野町の海の幸がたくさん入った「磯ラーメン」をいただきました。
また、洋野区間も八戸区間と同じく『踏破認定』をしています。
スタンプ帳のスタンプが増えていくと嬉しくなります。
ぜひスタンプを集めて区間達成証明書と記念バッジをGETしませんか。
http://kitasanriku-mct.jp/
踏破認定についてはこちら↑↑